被害類型
出会い系・サクラサイト・
マッチングアプリ詐欺
自然な気持ちや期待を利用した
終わりの見えない手続きと
巧妙な誘導の手口
SNSのDMやマッチングアプリをきっかけに別サイトへ誘導されるケースが急増しています。
「会いたい」「もっと話したい」という自然な気持ちや期待を利用し、終わりの見えない手続きやイベントを繰り返させてポイントを何度も購入させるのが、いわゆるサクラサイト詐欺の本質です。
よくある手口
巧妙な誘導と引き延ばし
- SNSからの巧妙な誘導:「携帯が壊れた」「アプリが消されてしまうから」と別の出会い系サイトへ登録を促す。
- サクラによる「ドタキャン」の繰り返し:待ち合わせ当日になると「急なトラブル」を理由に毎回キャンセルし、日程調整のためのやり取りを続けさせる。
- 意図的な文字化けと終わらない手続き:連絡先を送ろうとすると文字化けし、それを解除するための「認証手続き費用」や「保証金」を次々と要求する。
心理操作・金銭要求
- 高額な支援金・謝礼をエサにした勧誘:「会えたら1,000万円渡す」などと持ちかけ、これまでの支払いを取り戻したい被害者の心理につけ込む。
- 射幸心を煽るランキングイベント:「購入額が多い人ほど優先的に連絡先が公開される」などと告げ、短期間に多額の課金をさせる。
解決のアプローチ
サクラの存在とサイトの目的の検討
やり取りのパターンから、出会い目的の健全なサービスか、課金を継続させるための仕組みかを法的観点から検討します。
決済ルート(代行会社)への働きかけ
運営会社が海外にあっても、振込先口座やクレジットカードの決済代行業者を手がかりに、チャージバックや返金交渉を進めます。
デジタル証拠の保全と再構成
サイト退会や履歴削除後であっても、カード明細や振込明細などの断片から事実を復元・再構成できるよう尽力します。
Q&A
相手を本気で好きになってしまい、自分が悪いと感じています。
自分を責める必要はありません。サクラサイトは好意や同情を引き出すプロのマニュアルに沿って動いています。感情面も含めて遠慮なくご相談ください。
ニックネームしか分からず、サイト名もよく覚えていません。
通帳やクレジットカードの明細に記載された「利用先名」「加盟店名」から、サイトや運営会社を特定できる場合があります。
家族に知られたくありません。
守秘義務に基づき、郵送物の宛名を個人名にする、連絡時間帯を指定するなど、周囲に知られないよう細心の注意を払います。
事例の紹介
※上記の各解決事例は当事務所の実績に基づく典型例であり、特定のご依頼者様の事件をそのまま記載したものではありません。また、回収の可否や金額は相手方の実態や証拠状況により異なるため、同様の結果を約束するものではありません。
SNS誘導から始まった
高額ポイント被害
- ご相談の概要
- Facebookで知り合った女性に誘導され登録。会う約束を直前でドタキャンされ続け、1ヶ月で合計約500万円のポイントを購入させられていた事案。
- 当事務所の対応
- キャンセルのパターンから「課金の継続を主目的とした不当な勧誘」と位置づけ、サイト側・決済代行業者へ交渉。
- 結果
- 支払総額約500万円のうち、約420万円の返金を受ける内容で和解が成立。
芸能人を名乗るサクラと
イベント課金
- ご相談の概要
- 俳優を名乗る人物から「連絡先交換には特別な審査やイベント参加が必要」と言われ、合計約100万円を支払わされた事案。
- 当事務所の対応
- 公式情報と照らし合わせ、芸能人の名前を利用した不当な勧誘であることを整理し、決済代行業者も含めて交渉。
- 結果
- 支払総額約100万円のうち、約55万円を返金する内容で合意。
高齢者の支援金名目の出会い系被害と
家族連携
- ご相談の概要
- 高齢のお父様が「支援金を譲渡したい」というサクラを信じ、年金や貯蓄から数百万円の手数料を支払っていた事をご家族から相談された事案。
- 当事務所の対応
- 親族同席のもと経緯を伺い、支援の意思がない欺罔行為であるとして、サイト運営者および決済代行業者と返金や今後の連絡停止を交渉。
- 結果
- 支払総額の一部について返金を受けるとともに、今後の連絡停止を約束させ、再発防止の見守り体制を助言。