
占い詐欺で多く利用される手口が宝くじ関連!ご注意ください
「高額当選のチャンス」「当選数字を占います」など、占い詐欺の手口で宝くじに関するものが多く利用されているのはなぜなのでしょうか。宝くじを利用した占い詐欺に対して、多方面で注意喚起が促されているにもかかわらず、宝くじに関する占い詐欺で被害に遭う人が減らないのは、占いと宝くじという組み合わせが人間の心理に巧みに働きかけ、金銭を騙し取りやすいからなのです。
目次
占い詐欺で宝くじ関連が多い理由は?

占い詐欺で見られる手口の多くが金運、特に宝くじ関連のものです。宝くじは不確実性が高く、人々の心理を巧みに突きやすいため、占い詐欺と結びつきやすいといえます。
宝くじは「一攫千金」の夢を与えるものです。年末ジャンボの獲得賞金「1等前後賞合わせて10億円」や、数字選択式宝くじ「ロト7」キャリーオーバー発生時の1等賞金「宝くじ史上最高額12億円」のような、高額当せん金の金額を全面に打ち出したテレビのコマーシャルやネットの広告のコピーを目にして、いつか自分にも当たってほしいと考え、夢を買うつもりで宝くじを買っている人は少なくありません。人々の期待感や希望を利用しやすいのが宝くじ関連の占い詐欺なのです。
宝くじで行われる占い詐欺、勧誘の手法は?

宝くじで行われる占い詐欺は次のような言葉で勧誘してきます。いずれも金銭を騙し取ることを目的に相手の心理的な弱点に付け込み、冷静な判断力を奪います。
あなたには宝くじに高額当選する運気がある
宝くじはたやすく、莫大な利益を得る「一攫千金」という人間の根源にある欲求に訴えかけてくるものです。占い師や鑑定士は、「あなたには宝くじで高額当選する運気がある」「運気が上昇して幸運が舞い込んでくる。宝くじを買えば当たる」などのような鑑定結果や占いの結果を出して、射倖心(しゃこうしん)を煽ります。射倖心とは、努力や苦労をせずに、利益や成功だけを願う気持ちだったり、あるいは苦労も努力もせず、偶然の利益を得ようとする気持ちだったり、あるいはまぐれ当たりによる利益を願う気持ちのことです。詐欺師はこの射倖心を突いてくるのです。
このチャンスを逃すと2度とない
「いまは最高の運気。こんなチャンスは2度とない」「このチャンスで買わないと。こんなことはもうない」などの言葉で詐欺師は煽ってきます。こういった言葉を聞くと、中には「こんな幸運は2度とこないのではないか」「気持ちが落ち着かなくなってくる」など、不安感や焦燥感を抱く人もでてきます。
こういった言葉に煽られて、「このチャンスを活かしたい」と決心した相手に、「特別なアイテムがあればさらに運気が高まる」「確実になる」などの言葉で畳みかけ、高額商品を買わせたり、祈祷にお金を払わせたりといった詐欺に取り込みます。
また、「期間限定」「人数限定」「締切間近」など言葉を使って、焦燥感を煽るパターンもあります。
あなたは選ばれた人

「あなたは選ばれた人です。あなたにだけチャンスが巡ってきます」「本当に幸運が見える人以外にはお声がけしません」など、特別感、限定感を演出した勧誘が行われると、勧誘された側の中には優越感で満たされてしまい、警戒のガードを下げてしまう人もいます。詐欺師はそこを狙って、占いによる鑑定や、ロトやナンバーズの当選番号を占ったなどと、でたらめな番号を売りつけてきます。
実際に占っていませんし、占いで当選番号が当たるはずはありません。
無料で占い鑑定します
無料で鑑定をするという手口も宝くじを使った占い詐欺でよく見られる勧誘方法です。入り口は無料ですが、いよいよこれからというときに、「ここから先を知りたければポイント購入が必要」など、鑑定結果を有料サービスにしてきます。先をどうしても知りたいという心理を狙った詐欺です。またやめようとすると「ここで止めると不幸になる」「この先は聞くべき」など、不安感を煽り、有料サービスへと引きずり込んできます。
そこでやめても不幸はやってきません。
悪質化する宝くじを使った占い詐欺
宝くじを使う占い詐欺は悪質化しています。騙している相手が誰にも相談できない状況を作り出し、孤立させるために、「秘密を守る必要がある」「占いを受けていることを口外すると運気が落ちる」「不幸になる」と、不安感をさらに煽るケースが少なくありません。コンビニに行く回数が増えた、スマホを操作している時間が長くなっている、隠し事をしているように見える、あまり話さなくなった、など、ご家族の様子がおかしく感じられた時には一声かけてあげてください。占い詐欺にだまされている状態であるならば、被害拡大を食い止められるかもしれないのです。
宝くじを使った占い詐欺に騙されないためには?

宝くじの抽選は、ランダムな数字や記号によって行われます。占いでどうこうなるものではありません。また、ロトやナンバーズといった自分で数字を選ぶタイプの宝くじも同様です。占いによって当選番号が予想できるものではありません。高額当選や幸運を謳う言葉には冷静さを失いがちですが、常に疑いの目を持つことが大切です。その上で次に挙げるようなことに注意しましょう。
運営業者を確認する
検索などで見つけた占いサイトを利用する場合、運営業者を確認しましょう。インターネットでサービスを販売する場合、特定商品取引法(特商法)に基づき、事業者名などを明示する必要があります。社名、住所を検索してみてください。これまでに何度もトラブルを起こしていれば、検索結果にそういった評判がでてきます。また住所が海外になっている場合、詐欺の疑いが濃厚になってきます。ご注意ください。
見知らぬ相手からの連絡、メール、メッセージは無視する
宝くじや占いに関連するタイトル、内容のメールやメッセージ、LINEが、見知らぬ差出人、見覚えのない差出人から送られてくることがあります。迷惑メールの一種です。こういったものは開封しないでください。もし開封してしまっても内容は無視しましょう。URLなどはクリックしないでください。
占い詐欺は大抵、こうした迷惑メールなどから始まることが多いのです。開封しない、中身がどうであれ無視をする、中に書かれているURLはクリックしない、これだけでも被害に遭う可能性を低くすることができます。
占いを利用するときには必要以上の個人情報は提供しない
占いの全てが詐欺ではないでしょう。しかし、常に警戒しておくことは重要です。占い師や鑑定士を名乗る人物を安易に信用せず、個人情報の提出は最小限にとどめておきましょう。そこで得た個人情報を活用して、さも占ったかのように振る舞い、信用させようとする詐欺師が少なくありません。また、入手した個人情報を使って、別の占いを売りつけてくることがあります。その後は他社に売られてしまうでしょう。必要以上のことは入力しないでください。占いに必要なのか、と思うようなことまで根掘り葉掘り効いてくるようであれば、詐欺を疑ってください。
占い詐欺、宝くじ詐欺に強い弁護士法人インサイト法律事務所
宝くじの当選番号はランダムに行われる抽選です。占いで宝くじの高額当選番号を知ることはできません。当選の確率が上がることもないのです。宝くじに関する占いで詐欺遭ってしまったようだ、お金を騙し取られたという方、あるいはご家族が宝くじ詐欺で騙されているようだという方、インサイト法律事務所にご相談ください。弁護士法人インサイト法律事務所の代表弁護士、大川博俊弁護士はこれまでに数多くの占い詐欺の事例に対応し、解決を図ってきました。占い詐欺、宝くじ詐欺で騙し取られたお金は全額ではないかもしれませんが、取り返せることがあります。返金は諦めず、インサイト法律事務所へご相談ください。