【体験談あり】占いアプリで騙された!返金成功までの全記録と注意すべきポイント

スマホで手軽に利用できる占いアプリ。恋愛や仕事の悩みを聞いてもらいたくて、つい試してしまう人も多いでしょう。しかし、中には悪質なアプリも存在します。無料と書かれていたのに高額請求された、占い師とのやり取りが機械的だったなど、「騙された」と感じる利用者が増えています。

この記事では、実際に占いアプリで騙された体験談をもとに、どのような被害が起こるのか、返金を成功させる方法、事前に被害を防ぐための対策まで詳しく解説します。これから占いアプリを使おうとしている方も、すでに被害に遭った方も、必ず役に立つ内容です。

知らないと損をする占いアプリの危険性と、返金のための実践的なステップをぜひ最後までご覧ください。

占いアプリで騙されたと気づいた瞬間とは?

ここでは、実際に「これはおかしい」と感じた瞬間についてまとめています。こうした兆候を知っておけば、被害を最小限に抑えられます。

無料占いのはずが高額課金された

「無料」と書かれていたから安心して使ったのに、実際は有料だったというケースは非常に多いです。

アプリをインストールすると、最初の診断や質問は無料でも、その後のアドバイスや詳細な鑑定が有料になる仕組みが一般的です。

問題はその料金体系が非常に不明瞭で、気づいたときには1万円以上請求されていたという声も。

「無料」という言葉に安心せず、実際の課金条件を必ず確認することが重要です。

占い師とメッセージするたびに料金が増えた

一部の占いアプリでは、占い師とのやりとりが1通ごとに数百円〜数千円課金される仕組みになっています。

「もう少し詳しく教えてください」と返信するたびに料金が加算され、気づかないうちに高額課金になるケースがあります。

中には、占い師からの返信を引き延ばすように誘導され、何十通もやり取りさせられたという報告もあります。

事前にメッセージごとの課金ルールを確認しないと、予想外の出費に繋がる可能性があります。

同じ内容の返信ばかりで不信感を持った

複数回にわたってやりとりしていると、毎回似たような返答しか来ないことに気づく場合があります。

占い師が本当に個別に鑑定しているのではなく、テンプレートやAIが返信しているのではないかと疑う声も。

感情のこもっていない返事、具体的な内容がない返信が続くと、不信感は強くなります。

信頼できる占い師なら、やりとりの内容に個別性があり、前回の相談内容も把握しています。

口コミと実際の内容が違いすぎた

アプリのストアに掲載されている口コミがあまりにも好意的で、「当たりすぎて怖い!」「すぐに彼と復縁できた!」など、不自然に感じたことはありませんか?

実際に使ってみると、「え?これだけ?」と感じるような中身のない鑑定だったという人が多くいます。

高評価レビューの中には、業者が書いた可能性もあるため、信頼しすぎるのは危険です。

リアルな体験談を探すには、SNSや掲示板の情報を活用するのがおすすめです。

実際にあった占いアプリの被害体験談3選

ここでは、公的機関や報道機関が発表した信頼性のある被害事例をもとに、占いアプリによる課金トラブルを紹介します。

【体験談①】無料のはずが10万円超の課金に(出典:国民生活センター)

国民生活センターに寄せられた相談事例によると、ある利用者が「無料鑑定」と表示されていた占いアプリを利用したところ、占い師とのメッセージのやり取りで課金が発生。

1通あたり数百円〜1,000円ほどの料金が加算されており、気がついたときには合計10万円以上の請求となっていました。

ユーザーは「課金に関する説明が十分でなかった」と返金を求めましたが、運営側は「利用規約に同意している」として対応を拒否。泣き寝入りしかけたところで国民生活センターに相談し、ようやく対応が進んだという事例です。

【教訓】「無料」と書かれていても、占い師とのチャットが有料であることが多いため、利用前に必ず料金体系を確認することが大切です。

【体験談②】高校生が占いアプリで17万円課金(出典:NHK報道)

NHKの首都圏ナビ(2021年12月)によると、女子高校生が「無料占いアプリ」と思って使っていたサービスで、合計17万円もの課金が発生したという報道がありました。

彼女は、恋愛の悩みを相談する中で「もっと詳しく見ますね」「あと一つだけ質問を」などとメッセージを重ね、1通あたり数百円の課金が累積。

途中で止めたくても「今やめると結果が出ない」と不安をあおるメッセージが続き、やめられなくなってしまったといいます。

家族に発覚し、Appleに返金申請をしたところ、一部返金が認められたとのこと。

【教訓】未成年の利用や、精神的に不安な状態での使用は、冷静な判断を欠くことがあります。家族と相談できる環境が重要です。

【体験談③】霊視と除霊で30万円超の請求(出典:消費者庁)

消費者庁が発表した2021年の事例によると、あるユーザーが占いアプリ内で「あなたには霊障がある」と言われ、不安をあおられて高額な除霊鑑定を受け続けた結果、30万円以上を支払ったという被害がありました。

占い師からは、「このままだと事故や病気になるかもしれません」「もっと高次元の霊視が必要」といった言葉で誘導され、次第に高額な料金へと誘われていったとのこと。

被害者は精神的にも追い詰められ、誰にも相談できずに支払いを続けてしまったそうです。霊視・除霊をうたうサービスは非常に危険です。根拠のない不安をあおるビジネスは、明確な悪質性があります。

占いアプリで騙されたときに相談できる窓口やサービス

被害に遭ったとき、一人で抱え込まずに相談できる機関を知っておくことが大切です。

消費者ホットライン「188」に相談する

「188(いやや)」は、消費者トラブル全般に対応する相談窓口です。

電話をかけると、最寄りの消費生活センターにつながります。

専門スタッフが事情を聞き、どう対応すれば良いかアドバイスしてくれます。

特に高額請求や返金拒否といったケースでは心強い味方になります。

国民生活センターに事例として報告する

被害が広がっているアプリの場合、国民生活センターに多くの報告が寄せられていることがあります。

あなたの報告が、新たな調査や行政指導につながることもあります。

電話だけでなく、インターネットからも相談・通報が可能です。

App Store・Google Playの返金サポートを利用する

ストアの公式返金サポートは、もっとも早く解決する方法のひとつです。

フォームに沿って問題内容を記入し、返金を申請しましょう。

返金理由は正確に、そして丁寧に伝えることが成功率を上げるポイントです。

明確な理由と証拠があれば、比較的スムーズに返金されるケースが多いです。

警察のサイバー犯罪相談窓口に連絡する

悪質なアプリや詐欺と感じた場合、警察のサイバー犯罪相談窓口への通報も検討しましょう。

全国の都道府県警察に相談窓口があり、インターネットからの相談も可能です。

犯罪性が疑われる場合、警察が捜査を開始することもあります。

泣き寝入りせず、正当な手段で対応しましょう。

占いアプリで騙された被害を防ぐために気をつけたいポイント

トラブルに巻き込まれないためには、使う前の注意が何よりも重要です。ここでは、事前にチェックしておくべきポイントを解説します。

料金体系が不明なアプリは使わない

占いアプリをダウンロードする前に、まず確認すべきなのが「料金体系」です。

多くの詐欺まがいのアプリでは、料金表が分かりにくく、どこで課金が発生するのか明記されていません。

無料と書いてあっても、詳細鑑定やメッセージ送信で課金される場合がほとんどです。

料金が明確でないアプリは、最初から使わないのが安全策です。

口コミ評価が不自然に高いものは注意する

アプリストアでの口コミ評価は参考になりますが、過信は禁物です。

「当たる!」「すごい!」というレビューばかりが並んでいる場合、それらは自作自演の可能性があります。

本当に使った人のレビューは、良い面と悪い面の両方が記載されていることが多いです。

レビューの内容が似ていたり、短文ばかりだったりする場合は注意が必要です。

メッセージごとに課金される仕組みを理解する

多くの占いアプリでは、占い師とのメッセージのやりとりが有料です。

1通100円〜500円という場合もあれば、人気占い師だと1通1,000円以上のこともあります。

しかも、内容が引き延ばされて何度も返信が必要になるため、気がつけば高額請求に。

「やり取り=課金」と理解しておくことで、不意の出費を防げます。

運営会社の情報が明記されているか確認する

信頼できるサービスは、必ず運営会社の名称や所在地、問い合わせ先を公開しています。

特定商取引法に基づく表記や、プライバシーポリシーにその情報があるかチェックしましょう。

会社情報が不明な場合、そのアプリは使うべきではありません。

トラブルが起きたとき、連絡手段がなければ返金や相談すらできません。

占いアプリで騙された経験から学んだ、信頼できる占いアプリの見分け方料金体系が明確に書かれている

信頼できるアプリは、料金体系がはっきり記載されています。

1回の鑑定料やメッセージごとの料金、サブスクリプションプランの内容などが明確であることがポイントです。

ユーザーに不利益がないよう、初めから全てを開示しているアプリを選びましょう。

明瞭な料金設定は、運営者の誠実さの表れでもあります。

App Store・Google Playでの評価とレビューが自然

高評価が並んでいても、内容が不自然であれば注意が必要です。

信頼できるレビューは、「良かった点と改善してほしい点」が両方書かれているものが多いです。

また、過去のバージョンからの変化や、具体的な体験談が含まれているかもチェックしましょう。

レビュー数が極端に少ないアプリや、更新が長く止まっているものは避けた方が無難です。

利用規約や特商法に基づく表記がある

アプリを利用する際は、必ず「利用規約」と「特定商取引法に基づく表記」を確認しましょう。こうした情報が一切載っていない場合、何か隠している可能性が高いです。

少し面倒でも、事前に確認しておくことで後悔を防げます。

まとめ|占いアプリで騙された時の返金方法と対処法を知っておこう

占いアプリは手軽に使える一方で、料金トラブルや不正な運営に巻き込まれるリスクもあります。

「騙されたかも」と思ったら、すぐに証拠を集め、冷静に対処することが重要です。

冷静に証拠を集めて正しい手順で返金を求める

感情的にならず、まずは課金履歴やメッセージ内容を記録しましょう。

スクリーンショットや利用明細を保存し、どのように騙されたのかを説明できるようにします。

返金申請や問い合わせ時には、これらの証拠が非常に役立ちます。正当な手順を踏めば、返金される可能性もあります。専門家に相談することで、冷静に状況を整理することができます。

孤独に悩まず、正しい情報に基づいて行動することが大切です。

事前に危険なアプリを見抜く力をつけておこう

被害に遭わないためには、日頃からアプリの見極め方を身につけることが重要です。

料金体系、口コミ、運営会社の情報など、少し調べれば危険なアプリかどうか見分けられる場合が多いです。

「怪しい」と感じたら、無理に使わない判断も大切です。

自分と大切なお金を守るために、慎重な判断を心がけましょう。